しりべし地域サポートセンターさんへ視察に行きました


NPO法人いちえの企画で、余市町にある「しりべし地域サポートセンター」さんの視察に行ってきました。


施設全体に漂う空気は、案内してくださった代表・安藤さんのお人柄そのもので、あたたかさとゆったりとした時間が流れ、一人ひとりに丁寧に寄り添う支援から、優しさと将来への安心感が感じられる事業所でした。

到着後に立ち寄ったコミュニティ茶屋「カフェnecco(ねっこ)」は、明るく居心地のよい空間で、地域にも開放され、町内会やサークル活動、団体の会合などにも活用されているとのこと。

地域のさまざまな人たちがゆるやかにつながる姿は、私たち「あさのは」が目指したい未来像とも重なり、とても印象的でした。店内ではハンドメイド作品や手作り味噌も販売されており、どれも素敵でつい手が伸びてしまいました。


「サポートセンターたね」では、利用者の皆さんがそれぞれの得意を活かして真剣に作業に取り組まれており、支援者との信頼関係や環境づくりの工夫に強く心を動かされました。

余暇活動やグループホームの取り組みも拝見し、仕事も暮らしも含めて安心できる生活を支えている姿に学ぶことが多くありました。その時々の状況に合わせ、柔軟に支援の形を編み上げる姿勢は、本当に印象的でした。

ここでは「はたらく・活動する・くらす・つなぐ」という理念が貫かれ、地域の課題を自分たちの課題として受け止める実践がありました。また「つながらない人とどうつながるか」という視点を持ち、小さな気づきを積み重ねていく姿は、私たちも見習うべきものだと感じました。


今回の視察で感じたのは、相談支援事業所として、地域の一員としてできることを一歩ずつ積み重ねていきたいという思いです。

そして、それは決して独りよがりではなく、地域の方々や関係機関、利用者さんやご家族と一緒に考え、歩んでいくことが大切だと改めて感じました。これからも、皆さんと共に「つながりながら進む支援」を大切にして頑張っていきたいと思います。

今回視察をさせていただいた特定非営利活動法人しりべし地域サポートセンター代表安藤さんはじめ職員の皆さん、活動中の利用者の皆さん、お忙しいなかお時間をいただき、ありがとうございました!

https://shirisapo.jp/

相談支援事業所あさのは

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